NYダウ、S&P500の
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NYダウ、S&P500の投資手法(2)

前回の続きです 今回は日経平均ーNYダウ手法について詳しく見ていきましょう。

TOPIX-S&P500手法についてはこちらを参照してください。

日経平均ーNYダウ手法は日経平均の昼間の陽陰を見て陽線ならNYダウの買い、陰線ならNYダウの売りでエントリーし、NYダウの引けで決済するシステムトレードです。

NYダウ平均株価のレバレッジ1倍(例えば株価25,000ドルの時に25,000ドルの資金)で売買し、往復手数料3ドルで2007~2019年の13年間でシミュレーションしています。



損益グラフ

まずは損益グラフを見てみましょう。

綺麗な右肩上がりのグラフになっています。

シストレの教科書などでよく見る理想的な損益グラフの形です。

2007年1月初めからスタートすると、13年後の2019年の年末には5万ドル以上(1ドル=107円とすると535万円)の利益が出ることが分かります。



年別損益

2007~2019年の年別損益を見てみましょう。

損益(ドル)損益(円)
20072,324248,662
20085,993641,214
2009-85-9,141
20103,550379,886
20118,566916,562
20123,722398,254
20133,649390,427
20142,970317,750
20157,523804,927
20162,316247,832
20171,907203,997
20186,943742,902
20193,054326,774
合計52,4305,610,045
平均4,033431,542
円換算(1ドル=107円)

2009年に損失となっていますが金額的にはそれほどの額ではありません。

平均の年間利益は約4,000ドル(43万円)です。



月別損益

年別の損益はわかりましたので、次に2007~2019年の月別損益を見てみましょう。

ドルと円で別表にしています(1ドル=107円で換算)。

概ね4か月損失が続く時期があります(2017年2月から5月) 。

2か月損失が続くとトレードをやめてしまう人が増えると思います やってみると分かりますが、このように時期はなかなか辛いものです。

続ければ利益になると信じて諦めずに続けることが大切です。



パフォーマンス

利益、勝率等を表にまとめました。

利益

総利益は2007~2019年の13年間で5,200ドル(約560万円)です。

買いトレードのみの利益は約30,000ドル(328万円)、売りトレードのみの利益は約21,000ドル(230万円)となっています。

ドローダウン

トレードで負けが続いた場合、損失がどこまで膨らむかを表しています。

本来はドローダウンの単位は率で、資産に対して何%と表すのですが、レバレッジのかけ方によって変わるため、ここでは金額で表しています。

ドローダウンは約2,600ドル(約28万円)となっています。

勝率は54.6%なので負けが続く場合は心理的には少々つらいかもしれません(人にもよりますが・・・)。

プロフィットファクター(P/F)

P/Fは1を基準に大きくなればなるほど利益があがり、1を下回り数値が小さくなればなるほど損失が膨らみます。

この手法のP/Fは1.41なのでまあまあだと思います 理想は2くらいですが、手間の割にこの数値は上等です。

ペイオフレシオ(POR)

ペイオフレシオ(POR)は (勝ちトレード平均利益)÷(負けトレード平均損失)になります。

勝率が高ければPORが低くても利益が出ますし、勝率が低くてもPORが高ければ利益が出ます。

この手法のPORは1.17で勝率は前述のように54.6%なので続ければ利益がでることになります。

1トレード利益

1トレード当たりの利益は約17ドル(約2,200円)です。

1年で230回程度のトレードするチャンスがありますので、年間では約4,000ドル(約43万円)になります。

カーブフィッティング

よくあるシステムトレードでは過去の相場に過剰に最適化して過去の相場に合うようにシステムを作るのですが(これをカーブフィッティングと言います)、このシステムではカーブフィッティングを行う余地がほとんどないため行っていません。



実際の取引は?

NYダウ株価が25,000ドルの時、実際はいくらの元手が必要でしょうか?

安全のため、ドローダウンは過去の金額の2倍までと考えることにします。

つまり約2,600ドル(約28万円)の2倍となるので約5,200ドル(約56万円)となります。

レバレッジ1倍の場合、必要資金は25,000ドル+5,200ドル=30,200ドル(約282万円)となり、ドローダウンは17%になります。

レバレッジ5倍の場合、必要資金は5,000ドル+5,200ドル=10,200ドル(約95万円)となり、ドローダウンは25%になります。

レバレッジ10倍の場合、必要資金は2,500ドル+5,200ドル=7,700ドル(約71万円)となり、ドローダウンは34%になります。

上記を表にまとめると次のようになります。

ここではNYダウの株価と同額で取引した場合について見ていますので、取引する証券会社により変わるため注意が必要です。



取引できる証券会社

NYダウを直接取引するには無理がありますので、株価指数先物や株価指数を参照原資産にしたCFD取引ができる証券会社での取引になります。

  • くりっく株365(岡三オンライン証券等)
  • 海外先物取引(楽天証券等)
  • 株価先物取引(カブドットコム証券、楽天証券等)
  • CFD取引(GMOクリック証券、サクソバンク証券等)

おすすめはGMOクリック証券のCFD取引です その他の取引は資金効率や手数料でやや不利になるので、この記事ではGMOクリック証券での取引についてまとめます。

GMOクリック証券のNYダウは株価指数先物を参照原資産としていますので厳密にいえばNYダウそのものではありませんが、ほぼ同じ値動きになるはずです。

また、手数料は無料、スプレッドは1~6ドルですのでシミュレーションの手数料3ドルはほぼ合っていると考えています。



最低いくらから始められる?

下記はGMOクリック証券のCFD取引概要を見ると、取引単位は0.1倍です。

従って、前節の表は10枚での取引になります。

最低取引単位は0.1倍のため、前節の表は下記のようにそのまま10分の1になります(利益も10分の1ですが・・・)。

レバレッジ10倍であれば、7.1万円が最低取引金額になります。

この時、年平均で4.3万円の利益になるため年利60.5%となります。

投資可能な資金が100万円ある場合は1年後に160万円になるイメージです。

リスクとしては、投資金額の7.1万円が4.3万円(7.1万円-2.8万円)となる可能性がありますので注意が必要です。

リスクをあまり取りたくない方はレバレッジを抑えて3~5倍で投資を行うと良いと思います。

私の場合は暗算可能なように1枚当たり7.5万円となるように枚数を決めてトレードを行っています。



2020年の状況

6月半ばまではかなり好調です。

シミュレーションにこの半年のデータを追加するとさらに良い成績になるのですが、後半はどうなるか分からないので含めていません(参考記録:2020年1~6月12日で12,582ドル=約134万円 但し、取引停止でトレードできない日もあったので、実トレードはここまで良くはないです)。

まとめ

  1. 日経平均ーNYダウ手法は年利60%が可能な投資手法です(レバレッジ10倍時)
  2. トレードはGMOクリック証券がおすすめです
  3. 4か月負け続けたことがある手法です
  4. 年間で損失になったのは2009年の1回のみです
  5. 2020年前半は好調です

※投資(投機)は自己判断でお願いします。