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CFD自動売買システムの作成(フローチャート編)【日経平均ーNYダウ手法】【TOPIX-S&P500手法】

前回までは、必要なハードウェア、ソフトウェアについてザックリと解説してきました。

ハードウェア編をご覧になっていない方は下記を参照ください。

ソフトウェア編をご覧になっていない方は下記を参照ください。

ここでは、日経平均ーNYダウ手法、TOPIXーS&P500手法におけるCDF自動売買システムついて、大まかな流れを解説していきます。



初めに

この記事を読むと、この自動売買システムがどのような動作を行うかが分かります。

  1. 新規注文フローチャート
  2. 決済注文フローチャート
  3. パソコン再起動フローチャート

これらの一連の動作で何を行うのか把握したうえで、別記事でもう少し詳細な部分に触れていきます。

新規注文フローチャート

新規注文は標準時間で午後11時30分より少し前、夏時間で午後10時30分より少し前に行います。

下記がCFD自動売買システムの新規注文のフローチャートになります。

楽天Market speed II 起動・ログイン

Excelで日経平均、TOPIXの上昇・下降の判断を行うために楽天RSSを使う必要があります。

そのためにはまず、楽天Market Speed IIの起動を行います。

そして起動が完了したら、楽天Market Speed IIにログインを行います。

ログイン後は「お知らせ」の削除等を行います。

これらはUWSCのファイルを使用し、UWSCのスケジュールで設定します。

はっちゅう君CFD起動・ログイン・準備

次に、GMOクリック証券のはっちゅう君CFDを起動します。

起動後は、ログインを行います。

ログイン後は、「お知らせ」等が表示されるので削除します。

起動はタスクスケジューラを使用し、ログイン、準備はUWSCファイルを使用します。

ログイン、準備はUWSCのスケジューラで指定時刻に動作させます。

シグナル確認シート 起動・「開始」

タスクスケジューラでExcelの「シグナル確認シート」を起動します。

「シグナル確認シート」の起動後は、「シグナル確認シート」のシステムが正常であれば、土日祝日を判定し、日経平均、TOPIXの上昇下降(陰陽)の判断を行い、注文用のUWSCファイルを指定セルに格納します。

「開始」ボタンが押されると、「シグナル確認シート」の内部のVBAが動作し、指定のファイルを順次実行していきます。

NYダウの新規注文は上記で選ばれたUWSCファイルを使用し、「買い」、または「売り」の注文を行います。

S&P500も同様の処理を行います。

その後、はっちゅう君CFDを終了します。

シグナル確認シート 終了

新規注文は完了したため。「シグナル確認シート」を終了します。

終了にはUWSCファイルを使用します。

楽天Market Speed II 終了

新規注文も完了し、シグナル確認シートも終了したので、楽天Market Speed IIも終了します。

終了にはUWSCファイルを使用します。

以上が新規注文のフローになります。

決済注文のフローチャート

決済注文は標準時間では午前6時前に動作し、夏時間では午前5時頃動作するように設定します。

決済注文のフローは下記のようになります。

はっちゅう君CFD起動・ログイン・準備

新規注文の時にも行いましたが、決済注文の時も同じようにGMOクリック証券のはっちゅう君CFDを使用します。

GMOクリック証券のはっちゅう君CFDを起動します。 起動後は、ログインを行います。 ログイン後は、「お知らせ」等が表示されるので削除します。

NYダウ決済注文

UWSCファイルを起動させ、NYダウの決済注文を行います。

新規注文が「買い」でも「売り」でも関係なく、決済注文の内容は同じになります。

土日祝日の翌朝も動作はしますが、タスクスケジューラでははっちゅう君CFDは動作させないため、「空動作」となります。

デスクトップのクリックする位置にファイルを置いてしまうと、ファイルを動作させてしまう可能性がありますので、デスクトップには極力余計なファイルを置かないようにしています。

S&P500決済注文

UWSCファイルを起動させ、S&P500の決済注文を行います。

新規注文が「買い」でも「売り」でも関係なく、決済注文の内容は同じになります。

土日祝日の翌朝の「空動作」はS&P500の決済注文でも同様ですので、注意が必要です。

はっちゅう君CFD 終了

UWSCファイルではっちゅう君CFDを終了します。

このUWSCファイルは新規注文で使用したものと同じです。

新規注文の方は「シグナル確認シート」のVBAで動作するのに対し、決済注文の方はUWSCのスケジュールで動作します。

以上が決済注文のフローになります。

パソコン再起動のフローチャート

パソコンは使用してる間に、内部メモリーに余計なデータが蓄積して、何日も電源を入れっぱなしだと、動作が不確実になるため、1日に1回はパソコンシャットダウン→再起動を行っておいた方が良いです。

そのため、自動売買システムを使用しない時間にパソコン再起動を行うようにしています。

私の場合は、午前7時前後にパソコン再起動を行っています。

パソコン再起動のフローは下記のようになります。

パソコン再起動(タスクスケジューラ)

タスクスケジューラでパソコンの再起動を行います。

正確にはパソコンのシャットダウンの司令にオプションを追加して再起動を行う操作になります。

詳細は別記事にする予定です。

パソコンシャットダウン → パソコン再起動

タスクスケジューラでパソコンのシャットダウンを実施後にパソコンの再起動を行いますが、パソコンの再起動後はパスワードなしで立ち上がるように設定したほうが良いと思います。

また、パソコンのWindowsの自動更新は行わず、土日祝日等の自動売買システムを使用しない時に手動で更新を行った方が良いと思います。

タスクスケジューラやUWSCのスケジュールを使用する場合は、パソコンの再起動後しばらく時間をおいてから行ってください。

以上がパソコン再起動のフローになります。

まとめ

自動売買システムでどのようなことを行うかをフローチャートにまとめました。

  1. 新規注文フローチャート
  2. 決済注文フローチャート
  3. パソコン再起動フローチャート

上記のように新規注文、決済注文、パソコン再起動を タスクスケジューラ、UWSCを使用して行って行くことが分かりました。

※投資(投機)は自己判断でお願いします。また、本ブログを参考に自動売買システムを作成する場合は十分に注意して作成を行うようにして下さい。