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CFD自動売買システムの作成(タイムスケジュール管理表解説編)【日経平均ーNYダウ手法】【TOPIX-S&P500手法】

ここでは、日経平均ーNYダウ手法、TOPIXーS&P500手法におけるCDF自動売買システムのスケジュール管理表について、解説していきます。

フローチャート、タイムスケジュールは本ブログで行っているCFD自動売買システムを理解するうえで必要なものです。

このタイムスケジュールはフローチャートを元に作成するので、フローチャートについて知りたい方は下記のフローチャート編をご覧ください。

初めに

この自動売買システムは時刻で動作するものなので、何時何分に何を使って何を行うかを把握する必要があります。

また、自分でシステムを構築する場合は、特に管理状況を把握するする必要があります。

しかし、パソコンが数種類のアプリを使用するため、構造が少々複雑となるので、詳細をいきなり解説してもチンプンカンプンになる可能があります。

そのため どのようなことを どのタイミングで どのアプリを使って 行うかをまとめたものが必要になります。

そのためのツールとして用いたいのが「タイムスケジュール管理表」です。

そこで今回はタイムスケジュール管理表の概要についてまとめました。

ここでは、タイムスケジュール管理表の概要が分かります。

新規注文のタイムスケジュール、決済のタイムスケジュール、パソコン再起動のタイムスケジュールについての詳細は、別途解説します。

タイムスケジュール管理表の概要

まずは、タイムスケジュール管理表ですが、下記のようになっています。

これは実際に私が使用している新規注文のタイムスケジュール管理表に解説のため若干アレンジしたものになります。

一番上行の左から

  1. No.
  2. 時刻(標準時間)
  3. 時刻(夏時間)
  4. 方法
  5. 対象アプリ
  6. UWSCスケジュールNo.
  7. 内容
  8. ファイル名(UWSC)または名前(タスクスケジューラ)

となっています。

それでは順に解説して行きます。

①No.

タイムスケジュールを管理するための番号です。

時刻の早い順に1番から始めています。

上記表の部分で「9」から「10」の間に3行ありますが、これは「9」の中で自動で行われるタスクがあるためです。

②時刻(標準時間)

タイムスケジュールを開始する時刻です。

アメリカ東部の標準時間に対応する日本の時刻を記載しています。

日本との時差は14時間あります。

※私の場合は、現在は諸事情あり、標準時間であっても夏時間と同じ時刻で動作させていますが、ここでは混乱を避けるため、標準時間を記載しています。

③時刻(夏時間)

タイムスケジュールを開始する時刻です。

アメリカ東部の夏時間に対応する日本の時刻を記載しています。

夏時間の方が標準時間より、1時間早くなりますので、時差は13時間になります。

夏時間は毎年3月の第2日曜から11月の第1日曜までです。

夏時間の方が期間としては長いんですよね。。。

④方法

自動で行うアプリは2種類ありますが、「UWSC」または「タスクスケジューラ」のどちらを使用するのかを記載しています。

アプリの起動は「タスクスケジューラ」を使うのが確実ですが、「UWSC」での起動も可能です。

上図の例ですと、タイムスケジュールNo.1で「楽天MarketSpeed II」を起動するのに「UWSC」を使っています(タスクスケジューラの設定が上手くできなかったのためです)。

⑤対象アプリ

④の方法を使って、どのアプリを動かすかを記載しています。

⑦内容でも記載してはいますが、ここで明確にしています。

厳密に言えば、パソコン再起動の時はパソコン本体になるのでアプリではないのですが・・・。

⑥UWSCスケジュールNo.

UWSCのアプリの中のスケジュールNo.です。

UWSCの「スケジュール設定」で番号があり、その番号を記載しています。

下図の左端に14から25の番号がありますが、この番号のことです。。

UWSCのファイルを指定時刻で動作させるための「スケジュール設定」ですが、この番号を記載しておかないと、同じファイルを別の番号で、別の時刻に使用するため、新規注文のためのものなのかあるいは決済の動作のためのものなのか、はたまた他の自動売買のシステムのものなのかが分からなくなってしまいます。

一方、タスクスケジューラの中では番号で管理できないので、名前で管理するしかないのですが、UWSCの場合は、番号で管理するため、同じファイルの動作を別々の時刻に動作させることができるので便利です。

⑦内容

UWSCまたはタスクスケジューラで行う内容です。

UWSCはファイル名(スクリプト)、タスクスケジューラはスケジュール名を記載しています。

ファイル名、スケジュール名は動作の内容が分かる名称にしています。

⑧ファイル名(UWSC)または名前(タスクスケジューラ)

UWSCはファイルのある場所を、タスクスケジューラはスケジュール名を記載しています。

UWSCの場合は、スクリプトの内容と同じになります。

特にUWSCは、別バージョンのファイルを作成して使用する場合があり、それらのファイルを管理する上でも、ファイル名を記載しておいた方が、管理上は楽になります。

まとめ

ここでは、日経平均ーNYダウ手法、TOPIXーS&P500手法におけるCDF自動売買システムのスケジュール管理表について、解説しました。

スケジュール管理表で使用する項目について下記があることが分かりました。

  1. No.
  2. 時刻(標準時間)
  3. 時刻(夏時間)
  4. 方法
  5. 対象アプリ
  6. UWSCスケジュールNo.
  7. 内容
  8. ファイル名(UWSC)または名前(タスクスケジューラ)

今回は以上になります。

※投資(投機)は自己判断でお願いします。また、本ブログを参考に自動売買システムを作成する場合は十分に注意して作成を行うようにして下さい。