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CFD「TOPIX-S&P500手法(理論値)」に使用している損益表の詳細解説

皆さん、こんにちは!

まーきゅりーです。

ここでは、毎月行っているCFD「TOPIX-S&P500手法(理論値)」に使用している損益表の項目についての説明を行います。

始めに

ここでは次のことが分かります。

  • 毎月のCFD「TOPIX-S&P500手法(理論値)」の損益表の項目についての詳細。
  • 各項目が具体的に何を指すのか。

各項目の説明

こちらが実際の「TOPIX-S&P500手法(理論値)」の2022年7月の損益表になります。

上段左から順に下記項目があります。

  1. 日付
  2. TOPIX 始値 終値
  3. S&P500 始値 終値
  4. Up or Down
  5. Sign
  6. 利益(ドル)
  7. 利益(累積ドル)
  8. ドル円
  9. 利益(円)
  10. 利益(累積円)

それでは順番に説明していきます。

①日付

「日付」はTOPIX、S&P500の両方が取引可能であった日です。

土日は証券会社が休みのため取引できません。

また、日本の祝日と米国の祝日には取引しないルールとしています。

米国ではクリスマスなども証券会社の取引時間が通常より短くなる場合があり、そういった日も除外しています。

そのため、月に18~22日と変動します。

②TOPIX 始値 終値

「TOPIX」は日中のTOPIX(東証株価指数)のデータです。TOPIX先物のデータではありません。

「始値」は午前9時、「終値」は午後3時15分のデータです。

このデータ自体は、「Yahoo!JAPANファイナンス」の「TOPIX」の時系列を参照しています。

「Yahoo!JAPANファイナンス」の他に 「investing.com」 でも時系列データを入手可能です。

他にも各証券会社で用意されている日足データを見ても良いでしょう。

③S&P500 始値 終値

「S&P500」はアメリカのS&P500の日中取引のデータで、CFDのデータではありません。

アメリカはサマータイムを実施していますので、時期により異なりますが、「始値」は午後10時30分(サマータイム:午後11時30分)、「終値」は翌日午前5時(サマータイム:午前6時)のデータです。

「Yahoo!JAPANファイナンス」には残念ながら時系列データが無いようです。

そのため、S&P500の時系列データは 「investing.com」 から入手しています。

使用する際は「Yahoo!JAPAN」ファイナンスの参照可能なデータと照らし合わせて、問題がないことを確認してからデータを使用しています。(アメリカでは午前中のみの取引があるので、実践しているデータと変わってしまうことがあるためです。)

④UP or Down

「UP or Down」は日経平均のデイタイムの始値と終値を比較して、上昇(陽線)の時は「Up」、下降(陰線)の時は「Down」としています。

極まれなことですが、始値と終値が同値であった場合、「Down」としています。

例えば、上記の画像は「investing.com」の日経平均の日足データですが、上昇(陽線)では赤色、下降(陰線)では緑色のローソク足となっており、中央付近の 2022-07-01 の日足は緑色のローソク足なので「Down」となります。

⑤sign

「sign」はS&P500を買いでエントリーするか、それとも売りでエントリーするかの判断を行っています。

そのロジックは至って簡単で、以下のようになります。

「UP or Down」が「Up」の時 ⇒ 「Buy」

 日経平均が 始値<終値 なので、S&P500も 始値<終値 となる可能性が高いため、 午後10時30分(サマータイム:午後11時30分)にS&P500は買いでエントリーします。

「UP or Down」が「Down」の時 ⇒ 「Sell」

 日経平均が 始値>終値 なので、NYダウも 始値>終値 となる可能性が高いため、 午後10時30分(サマータイム:午後11時30分)にS&P500は売りでエントリーします。

イクジット(決済) 翌朝5時(サマータイム午前6時)に反対決済を行います。

⑥利益(ドル)

決済により利益(または損失)が出ます。

「利益(ドル)」の計算式はS&P500が買いと売りでは異なり、下記のようになります。

「利益(ドル)」はS&P500が買いの時は (終値ー始値ー手数料(0.5ポイント))で計算しています。

買い: 終値ー始値ー手数料(0.5ポイント)

売り: 始値ー終値ー手数料(0.5ポイント)

手数料は仮に0.5ポイントとしています。実際の証券会社の売買ではスプレッドがあるため、理論値においても手数料を考慮することにしました。

利益(ドル)はマイナス(損失)で赤色にしています。

⑦利益(累積ドル)

「利益(累積ドル)」は月初めからの「⑥利益(ドル)」の累積です。

月毎の利益をドル建てで算出するのに使用しています。

利益(累積ドル)はマイナス(損失)で赤色にしています。

⑧ドル円

「ドル円」は為替で1ドルが何円かを示します。

この「ドル円」はドル円レートの終値を用いています。

実際にはS&P500の終値の時刻は日本時間の午前6時(サマータイム午前5時)に対し、ドル円は午前6時50分(サマータイム午前5時50分)となり、50分の開きがあるため参考の数値となります。

⑨利益(円)

「利益(円)」は下記計算式で計算しています。

「⑥利益(ドル)」×「⑧ドル円」  

利益(円)はマイナス(損失)で赤色にしています。

「⑧ドル円」が参考値であるため、この「⑨利益(円)」も参考値の扱いとなりますが、日本円での表示の馴染み深いため、項目を設けています。

⑩利益(累積円)

「利益(累積円)は「⑨利益(円)」の月初めからの累積値です。

利益(累積円)はマイナス(損失)で赤色にしています。

「⑧ドル円」が参考値であるため、この「⑩利益(累積円)」も参考値の扱いとなりますが、日本円での表示の馴染み深いため、「⑨利益(円)」と同様に項目を設けています。

まとめ

TOPIX-S&P500手法(理論値)に使用している利益表の項目についての解説を行いました。

これとは別に「日経平均ーNYダウ手法(理論値)」、「日経平均ーNYダウ手法(実取引)」、「TOPIX-S&P500手法(実取引)」についても別頁にて解説がありますので参照ください。

※投資(投機)は自己判断でお願いします。