はじめに
このブログで紹介している手法は現時点では手動で行っています。株や株価指数先物取引は寄り引けの取引ができますが、CFDでは寄り引けの取引ができないためです。
そのため、取引のある日は手動でエントリーと決済を行っていますが、なかなか面倒な作業です。
正確に言うと、作業が単純なので面倒なのです。
決済の時は利益が出ていれば良いのですが、損失の時は辛く感じます。
やることは毎日決まっています。
このエントリーと決済の作業をパソコンが勝手に行ってくれるようにできないものでしょうか?
時間成行注文
証券会社のシステムで時間成行注文というものがあります。
指定した時間になると決まった銘柄の指定数量を新規または決済する注文方式です。
現在、日経平均ーNYダウ手法及びTOPIX-S&P500手法において、夏時間は22:30のエントリーと5:00の決済、冬時間は23:30のエントリーと6:00の決済を手動で行っています。
もし、時間成行注文が可能であれば、少なくとも決済は時間成行注文にしておけば楽になります。
エントリーは条件(日経平均株価、TOPIXの陰陽)で変わるため色々と工夫する必要がありそうですが・・・。
FXではヒロセ通商やみんなのFX等でこの注文方法を選ぶことが可能です。しかしながら、CFDを扱う証券会社ではこの時間成行注文ができないようです。
メタトレーダー
FXを取引している人ならば、メタトレーダーをご存じかもしれません。
メタトレーダーにはエキスパートアドバイザー(EA)と呼ばれる自動売買プログラムがあり、EAで自動売買を行うことが可能です。
証券会社によってはNYダウやS&P500の取引ができるので(手数料が割高な感じがしますが)、メタトレーダーを使う方法があります。
EAはプログラムなので自分で作成するか、誰かに依頼して作成することもできますが、時間と知識が(またはお金が)必要になります。
私自身はメタトレーダーを使用する証券会社のNYダウ、S&P500の手数料の割高感から、採用には至っていません。
始めの頃はメタトレーダーのデモ口座で行ってスプレッド(手数料)が想定内と判断してリアル口座を開設したのですが、デモ口座とリアル口座のスプレッドを比較すると、リアル口座の方がスプレッドが広いことが分かりました(調べていませんが、他の証券会社は違うのかもしれません)。
リアルタイムスプレッドシート
楽天証券
楽天証券のマーケットスピードではRSS(excel)が使用できます。RSSとはリアルタイムスプレッドシートのことで、excelで株価などを表示させたりできます。こちらは無料で利用できますが、発注機能がありません。自動で発注するにはシート上で条件(日経平均株価、TOPIXの陰陽)を判断して、マクロを使用する方法があるようです。
楽天証券では海外先物取引でNYダウやS&P500の取引ができます。一時期、楽天証券の海外先物取引を利用しましたが、手数料が往復で9ドルかかるため割高で日計りには向かない印象を受けました。
楽天証券には残念ながらCFDがないため、楽天証券で日経平均ーNYダウ手法、TOPIX-S&P500手法を行うのであれば、海外先物取引のみとなります。
余談となりますが、実は日経平均ーNYダウ手法を始めたのは楽天証券の海外先物取引だったのですが、当初S&P500については全く知らなかったのです。楽天証券の海外先物取引でNYダウより多く取引されている銘柄があり、それがS&P500でした。色々ネットで検索すると、真のアメリカの指標と認識されることが多く、実はNYダウよりS&P500の方がポピュラーであることを知りました。
※現在では楽天RSSにも発注機能が追加されています。
岡三オンライン証券
岡三オンライン証券にもRSSがあります。楽天証券のRSSと異なり、発注機能があります。こちらは料金がかかりますが、日経225、TOPIXの株価先物取引が可能です。取引数によっては無料になり、1日に1往復程度であれば無料だったと思います(1か月に税抜き手数料2,000円分の取引で35日間無料、日経平均先物miniの場合は税抜き手数料が40円のため1日2枚程度は必要です)。
岡三オンライン証券に限ったことではありませんが、株価先物取引ではNYダウも取引は可能です。ただし取引数が極端に少ないため利用することが難しい状況です。
ちなみに岡三オンライン証券は株価先物取引の自動売買で使用しています。日経225ミニを細々と・・・自分で作ったシステムではないので、あまり詳しくは説明しません(儲かっているなら細々とはやらない)。
マクロで数秒おきに自動計算を行う関係上、1台のパソコンで2つの自動売買ソフトは使用できないようなので、RSSで自動売買を行うためにはもう1台パソコンを購入するか、VPS(仮想専用サーバー)を契約する必要がありそうです。
日経225ミニの自動売買の流れ
上記で岡三オンライン証券のRSSを使用して日経225ミニの自動売買を行っていると述べました。
日経平均ーNYダウ手法およびTOPIX-S&P500手法で自動売買を行うためにも使えるか検討する必要があります。
使用しているのは自動売買専用のノートパソコンで、下記の動作を行っています。
- 毎朝自動でパソコンを再起動(タスクスケジューラ)
- 岡三オンライン証券にログイン(PC立ち上げでオートログイン)
- Excel(RSS)を立ち上げる(タスクスケジューラ)
- Excelの「自動」のスイッチを押す(UWSC)
- 新規取引、決済取引を自動で行う(RSS)
- Excelの「システム終了」のスイッチを押し、Excel終了(UWSC)
(再び①に戻る)
一度電源を入れれば、基本的には全て自動で行うことが可能です。Windowsのupdateは手動で行うように設定しているため、パソコンの再起動は問題なく行えます。
1日に1回はPCが立ち上がっているかどうか、ソフトが動いているかを確認するようにしています・・・時々忘れますが。。。
たまに岡三オンライン証券のRSSが重要事項の確認のために動作が止まっていることがあるので、確認する必要があるのです。
※現在は日経225ミニの自動売買から撤退したため、岡三RSSは使用していません。
UWCS
自動売買のノートパソコンに入っていますが、UWSCというソフトを使用しています。
UWSCはパソコンの自動化を行うのに必要なソフトで、マウスの動きやボタンの動作、キーボードの文字入力を再現するフリーウェアのソフトです(有償版もあります)。
タスクスケジューラー
Windows10のタスクスケジューラーを使えば、時間設定をしてソフトを動作させることができます。
Excelも時間で起動させることができ、UWSCもタスクスケジューラーで動かすことができます。
パソコンを購入した直後はメーカーによって都合の良いソフトがタスクスケジューラーによって自動で立ち上がるようになっているようなので、自動売買用にセットする必要があります。
パソコン自体もWindowsのUpdateを手動にしておく必要があります。更新は週末に手動で行うようにします。更新に時間が掛かった場合にタスクスケジューラの動作が間に合わない可能性があるためです。
自動売買のシステム
自動売買には下記のシステムが必要です。
- パソコン(ノートPC)
- Wi-Fi等の通信環境
- タスクスケジューラー(Windows10に入っている)
- UWSC(フリーソフト)
- Excel等の売買の判断をするソフト
- 上記に基づいて証券会社のシステムで注文を行うソフト等
これらを使えば日経平均ーNYダウ手法、TOPIX-S&P500手法の自動売買システムができるはずです。
上記の①~④は準備できているので後は⑤と⑥をどうするかになります。
簡単かどうかは分かりませんが、何とかなりそうな気がしますね。